父親を裁判で助けてもらったとか穂高先生がなぜああいう事を言ったのかその真意はとか
自分の感情とは別に合理的に考えて客体視するのが＂男性＂的だとすると

今回の寅子の穂高へのキレ方は
全体を合理的に突き放して多角的に検証した形跡がうかがえず
自身の法律家としての歩みを止めようとした穂高の言葉への怨念のみに重視するこだわりは＂女性＂的だと思う
って話なんだよ

この性差にはもちろんグラデーションあって個々人での違いはあるが
大まかな傾向としては性差としてあるんじゃないか
それが図らずも今回出ているって話なんだよ

ただ＂男性＂的な合理性がいつも正しい訳ではない
具体的な事にこだわる＂女性＂的な考えはそれぞれ具体的に違う人々を救う基盤にもなる
（もちろん女性にも合理性はあるし男性にも個々具体性はあるが、傾向としての違いね）

全体合理的には退けられる話も個々具体的には救わなければならない場面も少なくない

だからどっちが（傾向として）優れているとかという話でもない
ただ（傾向としての）違いは互いに理解する必要があるって話なんだよ

一方が正しく相手が間違ってるとの硬直した考えでは必ず相手の断罪に向かって相互理解からは遠ざかることになると思うよ
今回の穂高はキレて良い存在なんだというようにね（本当にそうだったのか？）

一方的に断罪するにはさすがに穂高の考えについて多角的な検証がなさ過ぎると今回は思った＊